日本私立大学連盟「私立大学ガバナンス・コード」

 私大連では、常務理事会及び理事会における協議、並びに第215回定時総会(令和元年6月25日)における了承を経て、『日本私立大学連盟 私立大学ガバナンス・コード【第1版】』を策定しました。
 当法人は、本コードを指針とする会員法人の自律的な大学運営に対する支援を通じ、会員法人のガバナンスの強化と健全性の向上を図るとともに、私立大学全体の充実発展に貢献したいと考えています。

 


1.私立大学ガバナンス・コード

 日本私立大学連盟「私立大学ガバナンス・コード」【第1版】

 

2.目的

 本コードは、会員法人の自主性と多様性に基づくガバナンスの強化と健全性の向上を図るための指針として策定したものです。
 会員法人それぞれが建学の精神に沿って、自主的かつ自律的に大学を運営し、多様な私立大学の教育研究を推進することを支援するものであり、「自主性の尊重」によって、私立大学の多様性は確保されるという考えを前提としています。
※本コードの策定においては、会員法人が実施しているグッドプラクティスやこれまで当法人において提案してきた大学ガバナンスに関する報告書、私立学校法等を参考としています。

 

3.特徴

 本コードは、「基本原則」、「遵守原則」、「重点事項」及び「実施項目」の四つから構成されています。「基本原則」から「実施項目」すべてを包含して、コードとしています。
 また、本コードは「コンプライ・オア・エクスプレイン」の原則を前提として、策定しています。この原則の意図するところは、コードを形式的に遵守することを回避させ、必要に応じて外部に対して説明を加えることにより、各主体の柔軟性を認めるものです。

 


「コンプライ・オア・エクスプレイン」
 会員法人の自主性並びに多様性の担保の観点から、本コードに定める「重点事項」や「実施項目」以外の方策等により「基本原則」及び「遵守原則」を遵守することを妨げていません。ただし、その場合には、会員法人は、当法人に対し、その内容を報告するものとしています。
 会員法人は、自らの多様なステークホルダーに対し、本コードの遵守状況に関する情報を積極的に公開することとしています。


 

4.『私立大学ガバナンス・コード』に関する遵守状況報告

 令和3年度に本コード策定後初回となる会員法人からの遵守状況報告を実施し、本コードの記載に則り、「基本原則」及び「遵守原則」の遵守状況(取組状況)について、 調査対象の全110法人より報告がありました。

 報告を実施した法人は、本コードを大学運営の指針の一つとしております。このうち、令和4年3月末の時点で105法人(95%)が自主的にガバナンスの取組状況に関する自己点検を完了しており、点検未完了の5法人(5%)については引き続き点検に取り組んでいます。

 会員法人の遵守状況については、各法人が自らのウェブサイト等において任意で公表することとしており、私大連ウェブサイトでは、掲載許可を得た法人の情報公表ページへのリンクを以下にまとめて掲載しています。

 なお、本コードは、「コンプライ・オア・エクスプレイン」を採用しており、本コードに定める「重点事項」や「実施項目」とは異なる方策により「基本原則」及び「遵守原則」を遵守している場合には、その内容を「エクスプレイン」(説明)することで、社会への説明責任を果たすとともに、コード記載項目に一律には縛られない、会員法人の自主性と多様性を尊重したガバナンス強化と健全性向上を目指しています。
 このため、各法人における遵守状況の判断(遵守・未遵守)については、コード記載項目に沿って「遵守」することだけが重要なのではなく、そうでない場合にしかるべき説明責任を果たすことこそが重要である、という考え方に立っています。

 また、「遵守」もしくは「未遵守」の判断は、各法人において自主的に行われたものです。法人内で大きな問題は生じていないものの、具体的な取組内容である「実施項目」の全てを実施していないために、あるいは、現時点で説明(エクスプレイン)が十分にできないために、今回の点検では「未遵守」を選択した法人もあります。そのため、各法人で同一の点検結果が示されていたとしても、実際の遵守状況については、異なっていることもあります。

 以上のとおり、「未遵守」という点検結果が、即ちガバナンスの不全を意味するものではないことをご理解の上、実際の遵守状況については、以下の各法人ウェブサイトをご確認ください。

 本コードに基づく自己点検および点検結果の公表が、各法人が幅広いステークホルダーへの説明責任を果たす一手段となり、両者の相互理解につながることを願っております。今後、私大連では、各法人の報告内容を精査し、会員法人の更なる充実発展に資するため、本コードの改善を進める予定です。

   (法人名ABC順)

  A  愛知大学      亜細亜学園     暁学園       青葉学園
 青山学院      跡見学園
  B  文教大学学園    文理佐藤学園
  C  筑紫女学園     中央大学
  D  大東文化学園    同志社     
  F  フェリス女学院   福岡大学      福岡女学院
  H  白鷗大学      広島女学院     法政大学
  I  稲置学園
  J  実践女子学園    上智学院      城西大学      順天堂
  K  海星女子学院    関西大学      関西学院      慶應義塾
 恵泉女学園     敬和学園      皇學館       國學院大學
 国際武道大学    国際基督教大学   駒澤大学      甲南学園
 久留米大学     京都産業大学    京都精華大学    京都橘学園
  M  松山大学      松山東雲学園    明治大学      明治学院
 桃山学院      武蔵野大学
  N  中村産業学園    中内学園      名古屋学院大学   南山学園 
 根津育英会武蔵学園 日本女子大学    ノートルダム清心学園
  O  大阪医科薬科大学  追手門学院
  R  立教学院      立命館       龍谷大学
  S  成城学園      聖カタリナ学園   成蹊学園      西南学院
 聖路加国際大学   清泉女子大学    聖心女子学院    専修大学
 芝浦工業大学    真宗大谷学園    昭和女子大学    修道学園 
 創価大学      園田学園
  T  大正大学      拓殖大学      天理大学      東邦大学
 東北学院      東北公益文科大学  東海大学      常磐大学
 東京女子大学    東京女子医科大学  東京経済大学    東京国際大学
 東京農業大学    東京歯科大学    東洋大学      東洋英和女学院
 東洋学園      トヨタ学園     津田塾大学
  W  和光学園      早稲田大学
  Y  山梨英和学院


会員法人様向け情報(報告書様式のダウンロードや報告時の参考情報等)はこちらです。

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