2018年12月13日
「大学入学共通テスト実施方針」(平成29年7月文部科学省公表)では、高等学校学習指導要領における英語教育の抜本的改革を踏まえ、大学入学者選抜においても「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するため、共通テストの枠組みにおいて、現に民間事業者等により広く実施され、一定の評価が定着している資格・検定試験を活用することとされました。
これを具体化するための仕組みとして、独立行政法人大学入試センター(以下「センター」)において「大学入試英語成績提供システム」が設けられることになりました。この間、各資格・検定試験実施主体においても、様々な検討が進められているところです。
このたび、試験実施主体が共同で作成している英語4技能試験情報サイトに、平成30年3月にセンターにおいて一定の参加要件を満たすことが確認された資格・検定試験の概要が掲載されました。各資格・検定試験の目的、特長、大学に提供される成績情報や障害等のある受検生への合理的な配慮等有益な情報を一覧で確認いただけますので、各資格・検定試験の比較や検討にぜひご活用ください。(各試験の問い合わせ先もご覧いただけます。)
<英語4技能試験情報サイトとは>
平成26年12月に文部科学省において発足した「英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用促進に関する連絡協議会」に参加する試験実施主体が集まり、作成したポータルサイト。教育関係者、受験者、保護者等に、適正かつ包括的な英語4技能試験の内容・レベル・活用事例等の情報提供を行うことを目的としています。
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