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令和2年度私立大学関係予算及び税制改正等が12月20日に閣議決定されましたのでお知らせします。

令和2年度予算案は、修学支援新制度が導入されるため、「私立大学等経常費補助」は、単純に前年度比較ができませんが、私立大学等経常費補助2,977億円（182億円減）となりました。主な減要因は、これまで「特別補助」で措置されていた「授業料減免」（2019年度予算177億円）を整理したことによるものです。

【私学関係政府予算概要】
①私立大学等経常費補助：2,977億円（182億円減）
　　［内訳］
　　・一般補助　2,743億円（31億円増）
　　・特別補助　　234億円（213億円減）
　　※一般補助は、概算要求の満額31億円増を措置できました。一律ではなく、定員や経営状況、教育の質に取り組む大学にメリハリある配分を行うことになります。
　　※特別補助は、「授業料減免」措置は廃止されましたが、私大連では中間層の支援の必要性を強く主張しており、骨太の方針等でも検討事項となっています。
②私立学校施設・設備の整備の推進：100億円（9億円減）
　　［内訳］
　　・耐震化の促進　47億円（3億円減）
　　・教育・研究装置等の整備　32億円（10億円増）
　　※「耐震化の促進」は、補正予算44億円が計上されました。
　
予算案について詳しくは、文部科学省ウェブサイトでご確認ください。
なお、令和2年度私立大学関係予算の決定を受け、私大連では、2月3日に、私大連加盟大学関係者を対象に「令和元年度国の補助金等に関する説明会」を実施します。文部科学省関係者から経常費補助のほか、科研費予算や修学支援新制度についても説明があります。ご参加のほどよろしくお願いします。

・令和2年度国の補助金等に関する説明会（第2回）
　日　時：令和2年2月3日（月）13時～
　場　所：アルカディア市ヶ谷（東京都千代田区）
　対　象：私大連加盟大学関係者

　※お申込みはこちら（会員専用）からお願いいたします。