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令和5年度私立大学関係政府予算案及び令和4年度第2次補正予算の決定、予算・税制改正の要望活動について

2023年01月16日

  • お知らせ
  • 予算・税制

令和5年度政府予算案及び税制改正案が閣議決定(12月23日)され、また令和4年度第2次補正予算が成立(12月2日)しましたのでお知らせします。

令和5年度政府予算案

令和5年度政府予算案のうち、文部科学省の私立大学関係予算は、私立大学等経常費補助2,976億円(1億円増)で、一般補助が2,771億円(5億円増)、特別補助が205億円(4億円減)となりました。
主な増減要因としては、一般補助における収容定員管理の厳格化、理工農系学部等単価(仮称)の創設、特別補助における教育DX支援の創設、大学院等機能高度化支援の縮小によるものです。

【私立大学関係予算概要】
①私立大学等経常費補助:2,976億円(1億円増)
  [内訳]
  ・一般補助 2,771億円(5億円増)
  ・特別補助  205億円(4億円減)

②私立学校施設・設備の整備の推進:90億円(8億円減)
  [内訳]
  ・耐震化等の促進 40億円(4億円減)
  ・教育・研究装置等の整備 50億円(4億円減)

【税制改正概要】
私立大学側から要望していた「教育資金一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置」について、引き続き3年の延長が認められました。

予算案及び税制改正の詳細は、以下の文部科学省ウェブサイトをご確認ください。
  ・令和5年度予算(案)のポイント(私立大学関係は29ページ)
  ・令和5年度文部科学省関係税制改正要望事項の結果(概要)

令和4年度第2次補正予算

文部科学省関係の令和4年度第2次補正予算は、総額で1兆4,426億円となりました。
私立大学関係では、「成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金による継続的支援」に3,002億円、「地域中核・特色ある研究大学の振興」に2,000億円、「国際展開する大学発スタートアップの創出と高校生等へのアントレプレナーシップ教育の拡大」に1,500億円など、大型の基金による支援が予定されました。また全体では、「リカレント教育の推進」、「日本人学生の留学継続のための支援」、「若手研究者支援の強化」等に予算が計上されたほか、災害等による教育研究活動の復旧や授業料減免への支援などにも予算が計上されています。
特に「成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金による継続的支援」は、私立大学を対象とした大型基金として設定されています。

令和4年度第2次補正予算の詳細は、以下の文部科学省ウェブサイトをご覧ください。
  ・令和4年度文部科学省第2次補正予算
  ・令和4年度文部科学省第2次補正予算事業別資料集

私大連「国の補助金等に関する説明会(第2回)」

令和5年度政府予算案の閣議決定を受け、私大連では、会員法人関係者を対象に「国の補助金等に関する説明会(第2回)」をオンデマンド配信により実施します。文部科学省関係者から私学助成、再推費、科技関係予算等について説明いただきます。詳細については、私大連ウェブサイト等で改めてご案内いたします。

【令和4年度国の補助金等に関する説明会(第2回)オンデマンド配信】
  ・配信期間:令和5年1月下旬頃から約1か月間を予定
  ・対  象:私大連会員法人関係者
  ・視聴方法:私大連ウェブサイト(会員メニュー内)で、配信します。
       ※視聴には、私大連ウェブサイトへのユーザ登録が必要です。


令和5年度予算・税制改正の要望活動

田中会長と役員を中心に、令和5年度の予算・税制活動の要望活動を精力的に行いました。令和4年度の補正予算で大型の措置が取られましたが、これらを推進するための私立大学の基盤的経費の拡充、また税制改正では令和5年3月で期限切れとなる「教育資金の一括贈与の非課税」措置の恒久化など、私大連は一丸となって、私立大学への国の支援を要望してまいりました。

令和5年度私立大学関係政府予算・税制改正要望
令和5年度私立大学関係政府予算・税制改正要望にかかるデータ

※写真は要望活動の一部です。

鈴木財務大臣に説明する田中会長と大六野常務理事

 

宮澤自民党税制調査会長に要望書を手交する
田中会長、曄道副会長、大六野常務理事
 
塩谷議員に要望書を手交する伊藤常務理事


 

 

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