近年、職場におけるメンタルヘルス問題が深刻化しており、令和5年度における「精神障害に関する事案の労災補償状況」の請求件数は3,575件に上りました。これは前年度比で892件増、令和元年度比では1,515件増となり、増加の一途を辿っています(厚生労働省「令和5年度『過労死等の労災補償状況』」より)。
メンタルヘルス問題は、個々の教職員の健康問題にとどまらず、大学全体の生産性や業務効率、さらには教育・研究活動の質にも直結する重大な問題です。発症者への適切な対応はもちろんのこと、未然に防ぐための予防策を講じ、全ての教職員が健康で活力ある職場環境の中でパフォーマンスを発揮できる体制を構築することが求められています。
こうした状況を踏まえ、私大連では本情報交換会を開催し、メンタルヘルス問題に対する具体的な対応策を共有するとともに、発症を予防するための取り組みについて意見交換を行います。
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