2024年08月02日
〇「要望1」の基盤的経費への支援は、私立大学等経常費補助の「一般補助」に係る圧縮率が年々悪化し、令和5年度は57%、約2,000億円圧縮されていることから、この状況や現在の物価高などの経済変化を踏まえれば、充分な経常費補助を確保してほしいという要望です。 〇「施設・設備の支援」についても2分の1という補助率が設定されており、国私間の学生一人当たりでは21.5倍の支援の格差があります。毎年度補正予算で支援されていますが、本予算で見ればこの15年間で118億円から53億円と大きく減少しています。建物施設に関しては時間のかかる計画になるため、本予算としての充分な確保を要望しています。 〇「要望2」では、文理横断教育やリカレント教育、オンライン教育、グローバル改革など、時代のニーズに応じた教育に支援してほしいという要望です。また、地方における知の拠点形成のための地方私立大学への支援も要望しています。 〇「要望3」では、学生の修学支援として、理工農系だけではない中間層への更なる支援拡充を要望しています。 |
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